当記事では、現在VCTに出場しているプロ選手150名の使用キーボードを調査し、その使用率を調べました。
VALORANTプロのキーボード使用率
現在VCTに出場しているプロ選手150名のキーボード使用率を調べた結果、以下の通りになりました。
元祖ラピッドトリガー搭載キーボードであるWooting 60HEが圧倒的使用率を誇り、150人中の過半数が使用しています。
続いて使用率が高のはRazer Huntsman V3 ProとSteelseries Apex Proで、どちらもWooting 60HEが生み出したラピッドトリガーブームに乗ったキーボードです。
現在ではほとんどのVALORANTプロ選手がラピッドトリガー搭載キーボードを使用していることが分かります。
キーボード | 使用人数 | 使用率 |
---|---|---|
Wooting 60HE | 86人 | 57.33% |
Razer Huntsman V3 Pro | 17人 | 11.33% |
Steelseries Apex Pro | 14人 | 9.33% |
Logicool ProX 2 | 11人 | 7.33% |
Logicool G715 TKL | 6人 | 4% |
VALORANTプロが使用するキーボードのメーカー
メーカー | 使用人数 | 使用率 |
---|---|---|
Wooting | 86人 | 57.33% |
Razer | 17人 | 11.33% |
Logicool | 17人 | 11.33% |
Steelseries | 14人 | 9.33% |
Xtrfy | 6人 | 4% |
VALORANTのキーボードおすすめ5選【プロ使用率TOP5】
早速VALORANTのキーボードおすすめ5選【プロ使用率TOP5】を紹介していきますが、一般プレイヤーに人気のキーボードも知りたい方はこちらを参考にしてください。
1位 Wooting 60HE
Wooting 60HEは、VALORANTプロ選手の使用率で圧倒的1位を誇った元祖ラピッドトリガーキーボードです。
0.1mmから4.0mmまで自由に設定できるアクチュエーションポイントを持つアナログスイッチを採用しているため、従来のオフ・オンのみのスイッチと比較して、より高速な反応が可能になっています。
2位 Razer Huntsman V3 Pro
Razer Huntsman V3 Proは、ゲーミングブランドの老舗であるRazerが手掛ける最新の高性能ラピッドトリガーキーボードです。
第2世代アナログオプティカルスイッチを採用しているため、Huntsman V2より旧耐久性や反応速度が向上しています。
また、フルサイズ、テンキーレス、60%のバリエーションがあり、それぞれに日本語配列と英語配列が用意されているため、ユーザーの好みを選べるラインラップの豊富さが魅力です。
3位 Steelseries Apex Pro
4位 Logicool GPROX 2 Keyboard
5位 Logicool G715 TKL
VALORANTで使うキーボードの選び方
VALORANTで使うキーボードを選ぶ際は、以下のポイントに注目して選ぶことをおすすめします。
選び方1. スイッチの種類選ぶ
キーボードのキースイッチは、メンブレン・光学式・メカニカルの3種類に分けられます。
VALORANTでは、一般的にはメカニカルスイッチが推奨されます。メカニカルスイッチはタイピング感が良く、キーの反応速度が速いため、プレイヤーにとって重要な瞬発力が優れています。
選び方2. 軸の種類を選ぶ
キーボードの軸は、赤・青・茶・銀の4種類に分けられます。
- 赤軸は、静音性と滑らかな打鍵感が特徴で、音を気にせずに使用できます。
- 青軸は、カチッとしたクリック感と打鍵音が特徴で、入力した瞬間がわかりやすく、誤入力を防ぐことができますが、周囲に音が響きやすいです。
- 茶軸は、赤軸と青軸の中間の打鍵感を持ち、静音性とクリック感のバランスが取れています。
- 銀軸は、アクチュエーションポイントが非常に浅く、高速入力に適しているため、FPSゲームでの使用におすすめです。
選び方3. サイズとレイアウトを選ぶ
キーボードのサイズとレイアウトは、ゲームに必要のないキーを省いたものがおすすめです。
TKL(テンキーレス)と呼ばれる80%サイズや、ゲームに不要なキーを極力省いた60%サイズ、間を取った70%サイズなどがあるため、自身のデスク環境や使用用途に応じて選びましょう。
ラピッドトリガーとは
引用元 : https://wooting.io/post/what-is-wootings-rapid-trigger-for-analog-keyboards
簡潔に説明すると、ラピッドトリガーとはキーを少し押し込んだだけで反応して、キーを離した瞬間に反応しなくなる機能です。
一般的なキーボードではキーを押し込んだ際、キーが反応するポイント(アクチュエーションポイント・AP)と反応しなくなるポイント(リセットポイント・RP)は固定となっていました。(図左参照)
ラピッドトリガー機能が付いたキーボードでは、このアクチュエーションポイント・リセットポイントをカスタマイズすることが可能になります。
VALORANTやCSGO等のストッピングが必要なゲームにおいてラピッドトリガーキーボードが有利になるのは、この機能を利用することで従来のキーボードより僅かに早くストッピング出来るからです。
特にプロの世界ではコンマ数秒の差で勝敗を分けることがあるため、現在VALORANTで活動しているプロ選手の多くがラピッドトリガー機能が搭載されたキーボードを使用しています。
コメント