この記事では、配信歴3年以上の筆者がTwitchから得た具体的な収益と経験から得た知識を公開していきます。
- Twitchで配信を始めようと思っている
- Twitchはどれくらい稼げるのか知りたい
Twitchの収益はどれくらい?
実際の収益
結論から言いますと、Twitchで3年以上にわたり配信を行っている筆者の累計収益は約2,900ドルです。
為替の影響により金額に多少の変動が生じますが、日本円に換算すると約21万円ほどになります。
この収益の内の8割以上は、広告を除く視聴者からの直接的なサポート(ビッツ・サブスク)によるものです。
3年以上の活動で21万円という収益では、Twitchだけで生計を立てるのは難しいかもしれませんが、好きなゲームをプレイするだけで得られる金額としては、非常に満足できるものと言えます。
- 配信歴3年以上、主な配信ゲームはFPS
- 最大同時接続数100人程度
- 現在の平均同接15人ほど
Twitchは稼げる?
Twitchが稼げるかどうかという疑問に対する答えは「人による」と言えます。
その理由は、一定以上の同時接続数がない限り広告収益がわずかであり、視聴者からのサポートが収益の大部分を占めるからです。極端な話、同時接続が100人いる配信者よりも、同時接続が50人であってもコアなファンが応援している配信者の方が収益が多いことがあります。
実際、筆者の配信では平均同時接続数が約15人程度ですが、長期的にサブスクライブしてくれている視聴者の方がいるおかげで、一定の収益を得ています(月に約1万円から2万円程度)。
Twitchの収益源
Twitchからの収益源は、大まかに3つに分けることができます。
筆者の3年間の収益を考えると、体感としてはサブスクライブが約6割、ビッツが約3割、広告収益が約1割程度になると感じています。
ビッツ
Twitchのビッツ(チアー)は、YouTubeでいうところのスーパーチャットと同様のもので、リスナーからの投げ銭の形態です。
視聴者はTwitch内で使用される投げ銭用の通貨である「ビッツ」を購入し、それを使って応援している配信者に寄付することができます。
サブスクライブ
Twitchのサブスクライブは、視聴者が応援している配信者をサポートするための有料メンバーシップで、サブスクライバーは月額料金を支払い、その対価として広告なしの視聴、専用スタンプ、専用バッジなど配信者からの特典を享受できます。
また、これに関連してPrimeサブスクと呼ばれるものがあります。Amazonプライム会員は、Twitchとアカウントを連携させることで、毎月1回、好きな配信者に無料でサブスクライブすることができます。
広告
Twitchの広告収益は、広告(CM)が配信中に流れた際に発生します。
広告の視聴回数に応じた収益は微々たるもので、ほぼ毎日配信していても約600円程度でした。
一般的には、1視聴あたり0.002~0.01ドルの価値が設定されていると言われているため、同時接続者数が100人いても、1時間あたりの広告収益は約0.2~1ドルとなります。ただし、これはあくまで目安であり、実際の収益は異なる場合があります。
収益を得るために重要なこと
最後に、筆者の3年の経験を基にTwitchで収益を得るために重要なこと解説します。
Twitchで収益を得るためには、まず最初に収益化(アフィリエイトプログラム)の条件を満たさなければなりません。
0から配信を始める場合、条件を達成するまでに時間がかかることもありますが、Youtubeに比べて条件は圧倒的に緩いです。地道に配信活動を続けながら、条件をクリアしていくことが重要です。
・フォロワー50人以上
・過去30日間で合計500分以上の配信
・平均同時視聴者3人以上
継続する
配信を始めて最初の内は視聴者がいなかったり収益化がまだできていないため、モチベーションを保つことが難しいかもしれません。しかし、そこで諦めずに継続することができれば、自分を見つけてくれる人は増えていきます。
私も配信を始めた当初は同時接続が0人の日が続きましたが、誰でも最初はそんなものだろうと配信を続けてきました。その結果、今では平均同時接続も増えて収益を得ることもできるようになりました。
視聴者とのコミュニケーション
前述した通り、よほど大手の配信者にならない限り、収益の大部分はリスナーからの気持ちに依存します。そのため、応援してもらえるように、配信上のコメントやSNSでの視聴者とのコミュニケーションを欠かさないようにしましょう。
特に、サブスクライブ特典のスタンプとバッジは大きな理由になるので、手を込めて作成することをおすすめします。私はSNSで絵師さんに依頼しました。
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