当記事では、VALORANTプロ選手のマウスの持ち方を一覧で紹介しています。
マウスの基本的な持ち方
マウスの持ち方は大きく分けて、「つまみ持ち」「つかみ持ち」「かぶせ持ち」の3種類に分類できます。左から右の順に行くにつれて、手とマウスの接地面積が増えていきます。
つまみ持ちは、指先のみがマウスに触れる持ち方で、指先だけでマウスを操作します。このため、繊細で直感的な操作がしやすいことが特徴です。
つかみ持ちは、指先と手のひらの一部がマウスに接地する持ち方で、手のひらでしっかりとホールドしながらも、指先での操作が可能です。バランスが良く、最も多く使われている持ち方だと考えられます。
かぶせ持ちは、手全体がマウスに密着する持ち方で、3つの持ち方の中で最もホールド感が強いのが特徴です。指先での微調整はせず、手全体と手首を使って安定感のある操作が可能なため、低感度設定(ローセンシ)での操作に適しています。
ここで紹介した3種類の持ち方に加えて、机に腕をどの程度乗せるか、指を伸ばすか立てるかなど、操作にはさまざまな要因が関わります。そのため、一概に「この持ち方が最適」とは言い切れません。また、世界大会に出場するトッププロ選手でも、異なる持ち方を採用していることから分かるように、どの持ち方にも優劣はありません。自分が操作しやすい持ち方を見つけ、微調整を重ねながら練度を高めていくことが大切です。
VALORANTプロ選手のマウスの持ち方一覧
「つまみ持ち」「つかみ持ち」「かぶせ持ち」それぞれの持ち方をしているVALORANTのプロ選手と、彼らが使用しているマウス・マウスパッド、感度についてまとめました。まず、持ち方ごとの選手の情報を表に整理してご紹介します。
表の後には、各選手の具体的な持ち方や腕の乗せ具合などを確認できる手元の画像や動画も紹介していますので、持ち方の参考にしてください。
つまみ持ちのプロ選手一覧
所属チーム | 選手名 | DPI – 感度 | マウス | マウスパッド |
Heretics | Wo0t | 500 – 0.5 | Logicool G PRO X 2 | Logicool G640 |
Paper Rex | something | 800 – 0.65 | Logicool G PRO X 2 | Pulsar ParaControl V2 |
Paper Rex | Jinggg | 1600 – 0.2 | Razer Viper V3 Pro | ARTISAN 零 SOFT |
FNATIC | Chronicle | 400 – 0.25 | Ninjutso Sora V2 | La Onda Rizz |
FNATIC | Leo | 400 – 0.41 | Razer DeathAdder V3 | ARTISAN 零 SOFT |
100 Thieves | Asuna | 1400 – 0.26 | Razer DeathAdder V2 | ARTISAN 零 SOFT |
100 Thieves | Cryo | 800 – 0.28 | Vaxee NP01-S | Kurosun Samurai |
FA | ScreaM | 400 – 0.739 | Razer DeathAdder V3 | SteelSeries QCK heavy |
つまみ持ちプロ選手の手元動画一覧
Wo0t選手の手元動画
Asuna選手の手元動画
something選手の手元動画
つかみ持ちのプロ選手一覧
所属チーム | 選手名 | DPI – 感度 | マウス | マウスパッド |
DFM | Meiy | 800 – 0.21 | Razer Viper V3 Pro | WALLHACK Faith Yume |
ZETA | SugarZ3ro | 400 – 0.35 | Logicool G PRO X 2 | Aqua Control Plus Wave |
LEVIATAN | Demon1 | 1600 – 0.1 | ROG Harpe Ace Mini | ZOWIE G-SR-SE Bi |
DRX | Flashback | 800 – 0.21 | Razer Viper V3 Pro | ARTISAN 疾風乙 XSOFT |
EDG | ZmjjKK | 1600 – 0.1 | Vaxee NP01-S | ARTISAN 99式 |
つかみ持ちのプロ選手の手元動画
Meiy選手の手元動画
SugarZ3ro選手の手元動画
Demon1選手の手元動画
かぶせ持ちのプロ選手一覧
所属チーム | 選手名 | DPI – 感度 | マウス | マウスパッド |
FNATIC | Alfajer | 400 – 0.45 | Razer DeathAdder V3 | ARTISAN 零 SOFT |
DFM | Akame | 400 – 0.35 | Razer Viper V3 Pro | WALLHACK Frenzy Sora |
かぶせ持ちプロ選手の手元動画
Alfajer選手の手元動画
Akame選手の手元動画
マウスの持ち方ごとのおすすめマウス
最後に、各持ち方ごとにおすすめのマウスを紹介します。選定理由も添えてあるので、持ち方に合ったデバイスを選ぶ際の参考にどうぞ。
つまみ持ち・つかみ持ちにおすすめのマウス
Logicool G PRO Xは、つまみ持ち・つかみ持ちの両方におすすめ出来るマウスです。
プロ選手の中でも最も使用されているマウスで、つまみ持ちのWo0t選手やsomething選手、つかみ持ちのSugarZ3ro選手など、多くのトッププロ選手に愛用されてる実績があります。
マウス選びに失敗したくないい方におすすめできる最高のマウスです。
かぶせ持ちにおすすめのマウス
Razer DeathAdder V3 Proは、手の形状にしっかりとフィットするエルゴノミクスデザインが特徴で、63gという軽すぎず重すぎない絶妙な重量により、長時間プレイしても疲れにくいマウスです。また、現存するエルゴノミクスマウスの中でもトップクラスの性能を誇るため、最高峰のエルゴノミクスマウスを試してみたい方には最適です。実際に、かぶせ持ちで使用しているプロ選手には、Alfajer選手などがいます。
つまみ持ちの筆者が使用しているマウス
VALORANTイモータル、Apexプレデターの経験がある筆者は、前段でも紹介したLogicool G PRO Xを使用しています。
PCで1万時間以上マウスでFPSゲームをしてきた中で、持ち方をつまみ持ちとつかみ持ちで迷い行き来しながらマウスも色々なものを試してきましたが、毎回最終的にLogicool G PRO Xに戻ってきました。実家の様な安心感のあるマウスなので、使ったことが無い人にはぜひ使ってみてほしいと思います。
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